早期発見・早期処置の重要性

虫歯はかかったことのある人が多く、とても身近な病気です。しかし、意外と知られていない情報が多く、効果的な予防や治療の妨げとなっていることもあります。正しい知識を身につけて、歯の健康を守りましょう。
虫歯になった歯は、風邪やすり傷のように自然に治癒することはありません。歯やお口の状態を長く健康に保つためには、日頃から予防を心掛けるとともに、万が一虫歯になったときは、早期発見・早期治療に努めることが重要です。
歯は治療で削る際にもダメージを受けるため、何もしていない歯に比べると寿命が短くなります。初期の虫歯であれば治療で歯を削る量が少なくて済み、費用や時間もあまりかかりません。虫歯が神経にまで達すると大がかりな治療が必要になり、最悪の場合は歯を失ってしまうことになるので、早めの対処が必要です。
虫歯はかかったことのある人が多く、とても身近な病気です。しかし、意外と知られていない情報が多く、効果的な予防や治療の妨げとなっていることもあります。正しい知識を身につけて、歯の健康を守りましょう。
虫歯になった歯は、風邪やすり傷のように自然に治癒することはありません。歯やお口の状態を長く健康に保つためには、日頃から予防を心掛けるとともに、万が一虫歯になったときは、早期発見・早期治療に努めることが重要です。
歯は治療で削る際にもダメージを受けるため、何もしていない歯に比べると寿命が短くなります。初期の虫歯であれば治療で歯を削る量が少なくて済み、費用や時間もあまりかかりません。虫歯が神経にまで達すると大がかりな治療が必要になり、最悪の場合は歯を失ってしまうことになるので、早めの対処が必要です。
虫歯
虫歯は「虫歯菌」と呼ばれる細菌による感染症です。虫歯菌は食べ物や飲み物に含まれる糖分を栄養として吸収する際に酸を排出するため、その酸が歯を溶かしていくのです。これによって歯に穴があいた状態が「虫歯」といわれます。
鎌倉市大船駅近くの歯医者「おさらぎ歯科」では、患者さまの健康を第一に考え、できるだけ歯を抜いたり削ったりせず、神経を残して歯を長持ちさせる治療を心掛けています。
虫歯が進行していると「少し痛みがある」「最近冷たいものがしみる」などの症状が出てきます。少しでも気になる点があれば、お早めにご相談ください。
虫歯の原因
虫歯の主な原因は次の4つだといわれています。これらの条件がそろってしまうと虫歯になりやすいため、それぞれの原因を取り除くよう心掛けましょう。
虫歯菌
歯に付着するプラークは食べかすではなく、虫歯菌などの細菌のかたまりです。歯磨きで丁寧に取り除きましょう。
糖分
食べ物や飲み物の糖分は細菌を増やし、酸をつくり出す原因になります。甘いもののとりすぎには注意が必要です。
歯質
栄養状態や遺伝的な要因、病気などの影響で、歯の強さは一人ひとり異なります。フッ素塗布には歯質を強化する働きがあるので、定期的に処置を受けましょう。
時間
糖分と細菌が同時にお口の中に存在する時間が長くなると、虫歯のリスクが高まります。食事やおやつにダラダラと時間をかけず、食後は早めに歯磨きしましょう。
虫歯の治療方法・流れ
Co:初期の虫歯
[症状]
見た目ではほとんどわかりませんが、歯が溶け始めている状態です。
[治療法]
初期の段階であれば、フッ素入りの歯磨き粉で適切なケアをすれば再石灰化が可能で、歯を修復させることができます。
C1:エナメル質の虫歯
[症状]
歯の表面にあるエナメル質が溶けはじめた状態です。小さな穴があきますが、まだ痛みなどの自覚症状はほとんどありません。
[治療法]
虫歯に冒された部分を削り、レジン(歯科用プラスチック)を詰めて補います。
C2:象牙質に達する虫歯
[症状]
虫歯歯の穴がエナメル質の奥にあり、象牙質まで達した状態です。甘いものや冷たいものがしみるようになります。
[治療法]
虫歯に冒された部分を削り、型を取って製作した詰め物で補います。
C3:神経に達する虫歯
[症状]
虫歯の穴が象牙質のさらに奥にある歯髄(歯の神経や血管)にまで達した状態です。何もしなくてもズキズキと激しく痛みます。
[治療法]
根管(歯の根を通る細い管)から歯髄を取り除き、専用の薬剤を詰めてふさぐ「根管治療」が必要になります。
C4:歯根に達する虫歯
[症状]
神経が死んでしまうので一時的に痛みは感じなくなりますが、放っておくと歯の根の先に膿が溜まる根尖病巣(こんせんびょうそう)ができて、再び激しく痛み出すことがあります。
[治療法]
ほとんどの場合、抜歯が必要となります。歯を抜いたあとは入れ歯やインプラント、ブリッジなどの補綴(ほてつ)治療で失った歯の機能を補います。
できるだけ痛みの少ない治療
当院では、患者さまがなるべく痛みを感じることなく治療ができるよう、細部まで配慮をしております。
麻酔の針
一般的な針よりも先端が細い針を使い、患者さまの痛みを軽くする工夫をしています。
麻酔の温度
体温に近い状態の薬液を使うことで、麻酔をした瞬間の温度差による違和感がなく、痛みが軽減されます。
表面麻酔
麻酔の針を刺す前に、粘膜表面に塗り薬の麻酔を塗布することで、針を刺すときの痛みを鈍化させることができます。
被せ物・詰め物治療
被せ物・詰め物に使う素材は、保険適用と保険適用外(自費)のものがあります。
それぞれにメリットとデメリットがありますので、患者さまの症状やご希望や予算に合わせ、ものをご提案いたします。
[素材の一例]
金銀パラジウム合金(銀色の金属)
メリット
- ・保険が適用できるため安価
- ・金属の色が目立つ
- ・時間が経つと劣化しやすい
- ・金属アレルギーを起こす心配がある
デメリット
レジン(白色のプラスチック素材)
メリット
- ・保険が適用できるため安価
- ・金属アレルギーの心配がない
デメリット
- ・色が白いため目立ちにくい
- ・時間が経つと変色しやすい
- ・強度はあまり高くない
- ・大きな虫歯には適さない
セラミック
メリット
- ・色合いが天然歯に近く美しい
- ・生体親和性が高く、体に優しい
- ・長年使用しても変色がない
- ・金属アレルギーの心配がない
- ・汚れやプラークが付きにくい
デメリット
- ・金属に比べると衝撃に弱い
- ・保険適用外(自費)のため高価
費用
親知らずの治療
当院では親知らずの抜歯にも対応しております。
CTでしっかり検査をした上で診断を行い、安全で高い治療を行います。親知らずの痛みや違和感などでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
難しい症例の場合は、提携している口腔外科のご紹介もいたします。
親知らずを放置してこくことの悪影響
親知らずは一番奥にあり、歯の一部しか生えてこないことが多いため、歯ブラシが届きにくい状態にあります。そのため、虫歯や歯周病になりやすく、炎症を起こして痛みや腫れを引き起こすことがあります。
また、斜めに生えてきて手前の歯を圧迫し、痛みや腫れの原因になったり、歯並びを悪くしたりすることもあります。
放置しておくと症状はますます悪化するため、早めの診断と処置が肝心です。
TRIOS3の特徴

当院では3shape社の光学スキャナー「TRIOS(トリオス)3」をいち早く導入(2017年)し、虫歯、インプラント、矯正治療などの治療に役立てています。
軽量で小型のカメラで口の中を撮影し、3D画像のデータで歯型を取るため、患者さまにとって息苦しく不快な型取りをする必要がありません。撮影は短時間で済み、口腔内の情報を精密に採取することができます。
「口腔内スキャナーTRIOS」のメリット
- ・患者さまにとって不快な型取りが不要
- ・診療時間が短縮できる
- ・デジタル上で作製するため治療期間を短縮できる
- ・被せ物、詰め物の作製工程において手作業による誤差が減る
- ・スキャンした情報を永久に保存できる
- ・模型が不要となり、廃棄物を減らせる(環境に優しい)
- ・口腔空内の情報を精密に把握できる
- ・画像が美しく鮮明
- ・あらゆる歯科技工所と連携が可能
Q&A
・一般歯科
- 治療したものが取れてしました。すぐに治療をしたほうがいいですか?
- 歯磨きで磨き残しが多くなったりなど、虫歯にリスクが高くなります。
早めの受診をおすすめします。
- 怖がりで、痛みにとてもよわいですが、治療は可能ですか?
- 行っている治療の説明を行い、できるだけ痛みが感じないように治療を行っております。
- 治療は何回ぐらいかかりますか?
- 口腔内の状況によって異なる為、診療時に担当医から説明させていただきます。
- 子どもの治療は行ってますか?
- 年齢に関係なく、お受入れしております。
- 麻酔はどのくらい持続しますか?
- 麻酔の量や個人差によって異なります。
2∼3時間継続します。