レーザー治療

レーザー治療とは

レーザー治療とは

レーザー治療とは、レーザー光線を照射することによって行う治療方法です。レーザー治療はさまざまな医療分野で使われており、歯科医院でも活用が進んでいます。使用するレーザーにはいくつかの種類があり、機器によってレーザーの性質が異なるため、治療できる範囲も違ってきます。

レーザー治療のメリット

出血を抑えられる

歯ぐきを切開する治療では、出血がほとんど抑えられるため、治療部位をしっかり確認でき、正確な治療につながります。また、レーザー照射によって術後の出血リスクも低くすることができます。

炎症を緩和する

歯ぐきが炎症している場合には、その組織を高温で蒸発させて取り除いたり、緩和させたりすることができ、腫れや痛みが和らぎます。

不快感や痛みを軽減できる

虫歯の治療で使用する際は、従来の機器と違って歯を削るときの振動や削る音がありません。麻酔は少量、あるいは使わずに治療することができ、患者さまの不快感や痛みを軽減することができます。

レーザー治療のデメリット

治療時間がかかる

虫歯治療で使用する際は、従来の歯を削る治療法と比べて時間がかかります。

対応できる治療が限られる

被せ物や詰め物を入れる治療には適しません。

保険が適用されないことがある

症状や治療内容によっては保険適用外となり、治療費が全額自費となることがあります。

レーザー治療の費用

レーザー治療:¥3,000~¥15,000(税込)

レーザー治療を使用する治療一覧

当院では「CO2(炭酸ガス)レーザー」「Er:YAG(エルビウムヤグ)レーザー」を導入しており、症状によってレーザー治療を使い分けております。

CO2(炭酸ガス)レーザー

CO2(炭酸ガス)レーザー

日本の歯科医院で最も普及しているタイプで、多岐にわたる治療に使われています。歯ぐきや粘膜の切開や、止血に優れているのが特徴です。切開した後に傷口を縫う必要がほとんどなく、傷口の殺菌や治癒を促進する働きがあります。炎症を抑えたり、痛みを軽減したりする作用もあります。

[主な治療内容]
虫歯予防、歯ぐきや粘膜の切開、止血、歯周病や口内炎の消炎治療、根管治療、メラニン色素沈着の除去、傷口の消毒、知覚過敏の治療、顎関節症の痛みの緩和など

Er:YAG(エルビウムヤグ)レーザー

Er:YAG(エルビウムヤグ)レーザー

Er:YAGレーザーは、レーザー光を水で冷却しながら使用するレーザーです。熱の発生が抑えられることで、患者さまの痛みが軽減されます。虫歯を削ったり、顎の骨を削ったりする治療に特に優れ、患部のみを緻密に取り除けるため、健康な歯を多く残すことができます。歯周病の治療にも有効で、周囲の組織への影響がほとんどなく、安全性の高いレーザーといわれています。

[主な治療内容]
虫歯の治療と予防、歯ぐきや粘膜の切開、止血、歯石の除去、歯周病や口内炎の消炎治療、根管治療、メラニン色素沈着の除去、傷口の消毒、知覚過敏の治療、顎関節症の痛みの緩和など

Q&A

レーザー治療

レーザー治療ってなんですか?
レーザーを照射して治療します。
人体に悪影響はなく、虫歯や歯周病を引き起こす細菌にだけ反応し、最近除去に効果を発揮します。
レーザー治療は痛みがありますか?
ほとんど痛みは感じません。
YAGレーザーは最も近い治療と言われています。
歯肉の腫れや出血にも効果はありますか?
効果あります。従来からの治療法とレーザー治療を併用することによって大きな効果を上げています。

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